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せどりの仕入れ基準(前編) 利益確保の考え方

■利益額と利益率を理解しよう!

FBA手数料

今回はせどりにおける「利益確保の考え方」をテーマに解説していきます。

いくつか計算式が出てきますが、苦手な人も

ちょっとだけがんばって考えてみてください。

まず、利益を考えるときには「利益額」と「利益率」の2つを考えます。

似たような言葉ですが、意味はだいぶ違いますよ。

僕の解釈としては、この2つをこんな風に考えています。

利益額:手元に入る純利益(儲け)

利益率:値崩れに対抗するバリア

■利益額

これは簡単ですよね。売上から経費を差っ引いた純利益です。

つまり、僕らの懐に入ってくる儲けのことですね。

利益額の計算の仕方はこうです。

[利益額] = [売上額] - [Amazon手数料] - [仕入額]  (円)

まぁ、当たり前のことを言っています。

この利益額がプラスにならなければ仕入れる意味はありません。

最低でもいくら以上の利益が欲しいかを設定しておくと、

自分の目標達成スピードが上がってきます。

ちなみに、僕の場合は、利益額が500円以下の商品は仕入れていません。

労力や時間を考えた場合、あまり細かいもので利益を積みあげていくのは大変です。

あと、仕入れの最中に荷物になるので、もっと利益の出る商品のために

リュックのスペースを空けておきたいんですよね。

でも、最初の頃は利益額200とか300円の商品も仕入れていましたよ。

当時は結構ビビッていたので、商品単価も小さいものばかりでしたから。

(単価1000円、2000円くらいの物が多かったように思います)

でも、すぐに慣れてきて、商品単価はどんどん上がっていきました。

ちゃんと売れることが分かってきたので勢いに乗ってきたんですね。

商品単価が上がると、自然と利益額も上がってきます。

今は、単価が10000円以上の物が多く、利益額が1000円を

切ることはほとんどなくなってきました。

これは、自然とそうなってくるので大丈夫です。

なぜなら、人間は楽をするようになるからw

単価を上げて、仕入れる数(ロット数)を増やすと、

仕入れはとても楽になります。

だた、最初からあまり高額な商品を仕入れると、

失敗したときのリスクが大きいので、

最初はとりあえず「利益額500円」以上を目指してみてください。

500yen

■利益率

で、もうひとつの利益率についてですが、これがとっても重要です。

僕はこれを利益額とは切り離して考えています。

計算式はこうなります。

[利益率] = ([売上額] - [Amazon手数料] ) ÷ [仕入額]  × 100 (%)

式に出てくる要素は、利益額と似ていますね。

違うのは、仕入額で割ってから100をかけて

パーセンテージに変えていることくらいです。

でも、これがリスクを回避する上でとても重要なんです。

Amazonで商品を売るとき、当然同じ商品を売る出品者(ライバル)がいます。

ライバルが多ければ多いほど、価格競争が起こりやすくなり、

商品の価格はどんどん下がっていきます。

1000円の商品が700円とか600円くらいまで下がってしまうことなど、

全然珍しくありません。

そうしたときに、利益率が大きいほど、

「値崩れしてもまだ利益が出る状態」を維持できるんです。

つまりバリアがあるんですね。

baria

単純に利益額が大きくても、利益率が低いと、

ちょっとした値崩れでバリアは突破されて

損失を出してしまう可能性があります。

例えば2つのケースを考えてみます。

■ケース1

Amazon最安値:1000円

FBA手数料:200円

仕入れ額:500円

利益額 = 1000 - 200 - 500 = 300円

利益率 = (1000 - 200) ÷ 500 × 100 = 160%

■ケース2

Amazon最安値:10000円

FBA手数料:2000円

仕入れ額:7000円

利益額 = 10000 - 2000 - 7000 = 1000円

利益率 = (10000 - 2000) ÷ 7000 × 100 = 114%

利益額は、ケース1が300円、ケース2が1000円なので、

3倍以上もケース2の方が利益が出ますね。

よし、利益の多いケース2の商品を仕入れよう!!

と、考えてしまいそうです。

ここで、ライバルたちが価格を落とし始めたとします。

落とし方は、仮にですが現価格の5%の金額ずつだとします。

(ケース1は50円、ケース2は500円、額は違えど条件は同じです)

ケース1では1000円→950円→900円→850円・・・

と下がっていっても、価格が700円になるまでは

利益がでますね。(利益額が300円だから)

なので、6回までの値下げに耐えられるわけです。

しかし、ケース2では10000円→9500円→9000円

と下がっていくと、9000円になった時点で利益ゼロとなり、

それ以上下がったらマイナスです。

500円ずつの値下げで2回までしか耐えられないんです。

まぁ、価格競争はこんなに規則正しく起こりませんが、

イメージとしてはそういった感じです。

じゃあ、いったいどのくらい利益率が確保できたらいいの?

ってことですが、僕の場合は

「利益率が20%以上」

を目安に仕入れをしています。

このくらいバリアがあれば、1ヶ月、2ヶ月売れなくても

利益の出る状態は保てる確率が高いです。

もちろん、もっといいに越したことはないのですが、

そういった商品ばかり探していると今度は条件が厳しすぎて、

仕入れる商品が見つからなくなってしまいます。

とういわけで、初心者の方は利益率20%以上を目安に

仕入れてみるといいと思います。

■利益の考え方と計算方法について動画で補足しました

■FBAシミュレータを使ってみよう

Amazonの手数料は、種類がいろいろあるし条件も複雑ですよね。

おまけにときどき改定されて料金が変わるんですよ。

なので、まさかこれを逐一覚えるわけにもいきません。

そこで使うことになるのが「FBAシミュレータ」です。

こちらがFBAシミュレータの画面です。

シミュレータを使わずに仕入れをして、家に帰ってきて

しっかりと計算したら思ったより利益がずっとすくなかった、、

なんてことがあります。

なので、最初のうちはしっかりシミュレータで手数料を計算して

利益額、利益率を出しましょう。

使い方は簡単です。

①FBAシミュレータのページを開きます。

FBAシミュレータ

②「Amazon.jpで商品を検索」に検索ワードを入れて、検索ボタンを押します。

FBAシミュレータ

③検索結果が表示されましたね。(複数ヒットした場合は該当するほうを選択)

FBAシミュレータ

④「FBA発送の場合」の下に販売する価格を入力して「計算」ボタンを押します。

(あ、画像の計算ボタンが切れちゃってますね。。)

FBA_SIM04

⑤FBAの手数料と、一番下の「計上額」に手数料を差し引いた利益額が表示されました。

FBAシミュレータ

■配送先に関する注意

ちなみに、ここでひとつ注意があります。

以下の画像ですが、

「出荷作業手数料」というところが、555円になっていますね。

fbasim_bigitem

ここが、515円以上の場合は大型商品に該当します。

大型商品というのは通常商品とFBA倉庫が異なるため

配送先が変わります。

(詳しくはこちらを参照ください→配送・経路指定用件)

配送先が違う、ということは、この商品だけは

別のダンボールに入れて別途配送しなくてはいけないということです。

つまり配送料を別に考慮しなくてはいけないってことなんですね。

大型商品を仕入れる際は、そういったコストも踏まえた上で

利益が取れるかどうかを判断する必要がありますので注意してください。

ちなみに、アパレルやジュエリーを出品する際も

配送先が異なるようです。

(僕は扱っていないので気にしたことはありませんが)

■FBAシミュレータの使い方について動画で補足しました

■まとめ

今回のまとめです。しっかりと頭に入れておいてください。

・利益額は500円以上を確保しよう!

・利益率は20%以上を目指そう!

・Amazon手数料の計算はFBAシミュレータで計算しよう!

では次の章では値付けの考え方を解説していきます。

>> せどりの仕入れ基準(後編) Amashow分析から売れ行きを判断する につづく

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