こんにちは。りゅうぞうです。
今年もお花見の季節がやってきましたね。
東京もいたるところで桜が満開を迎えています。
先週、家族と一緒に王子の飛鳥山公園に行ってきました。
もう、ここ数年はここでの花見が定番になっています。
毎年たくさんの人達で賑わい、出店が出て、ステージでは催しが行われます。
僕はこういうお祭り的な雰囲気が大好きです。
別にバカ騒ぎするのは好きじゃないんですけど、
みんながそれぞれ仲間うちで集まって
桜の木の下で酒を酌み交わして楽しんでいる。
なんか楽しい空気ですよね。
でも、花見の主役はなんといっても桜です。
満開の桜を見ると日本的な春を感じますし、
これから来る暖かい季節を予感させるわけです。
桜ってものすごくきれいだなぁ・・・って感じるんですけど、
いつも見ていて思うことがあるんです。
それは桜の幹のコト。
なんで咲いている花はあんなにきれいなのに、
幹はあんなにゴツゴツして、くねくね曲がってんだろう・・・。
しかも、色も黒っぽくてボロボロ剥がれたりして、
お世辞にも美しい木とは言えません・・・。
花見のシーズンになるとたくさんの人達にチヤホヤされるサクラですが、
春が終わって花ビラが散れば誰もサクラには寄ってきませんよね。
夏、秋、冬の季節にサクラをマジマジと見ている人なんて
今まで見たことがありません。
でも年に一度、ひとたび花が咲くとあんなに美しい木に変身しますよね。
これが不思議なことなんですけど、
あのゴツゴツした醜い幹がすごーくいい味を出しているんですよ。
むしろ、ゴツゴツくねくねしているサクラほどきれいで深みがあるように感じるんです。
まっすぐ、きれいに伸びているサクラよりも僕は断然好きなんです。
不思議ですよね。
ギャップってヤツでしょうか。
僕の嫁が福島出身なんですけど、
福島には「三春の滝桜」っていう有名なサクラがあります。(これ↓)
嫁が小さいころはまだ全然有名じゃなくて、車で通るたびに
「あのサクラ今年もきれいに咲いているねぇ」と家族で話したそうです。
僕も間近で見たことがありますが、ものすごく枝分かれしていて、
ボリューム感満載、迫力満点のサクラです。
しかもこの一本だけが立っているので、なんとも存在感の強いサクラなんですよね。
このサクラは相当なおじいちゃんサクラなので、幹はかなり老朽化しています。
最近は補強されてなんとか立っているような感じです。
サクラが咲いていなかったら見た目としてはかなり痛々しいわけなんですが。
でも、この時期にはすばらしい景色を僕らに見せてくれるわけです。
長い時間をかけてはぐくんできた幹。それはサクラの歴史を表しています。
「くねくねと曲がった幹から咲く花」だからこそ味があって感動するんですよね。
かくいう僕も、33年間というまぁまぁ長いこと人間をやっていますが、
どういう味が出ているだろうか、と考えたりします(笑
毎日、会社のトイレで鏡に映った顔を見ると、
間違いなく齢は重ねてきたなぁ・・・とは思うわけなんですが。
これから先、自分にも「満開の花が咲く季節」、、といいますか。
積み重ねが身を結ぶことを夢見て生きていきたいと思うわけなんですよね。
失敗とか苦悩とかも重ねつつ歩んでいくわけですが、
最終的にそれが人としての味になったらいいんじゃないかと。
自分としての成功にいきついたとき、ただただなんの挫折もなく成功するよりも
人として価値ある成功なんじゃないかと思うわけです。
というわけで、桜の木に学んだ人生のお話でした。
それでは。
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コメント
こんにちは!
ブログランキングから遊びに来ました!
桜の記事、いいですね~
桜って不思議な存在ですよね。
応援してます^^
Ayumiさんはじめまして。
東京はあっという間に散ってしまいましたが、
また来年咲くのを楽しみにしています。
以前、Mステでエアロスミスが出たときに
スティーブンタイラーがこんなことを言っていました。
「日本人の皆さん、サクラのように生きてください」
すごく印象的に覚えています。
まさにそんな生き方ができればいいなぁって思いますね。
またお気軽に遊びにきてください。